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桑原裕子(KAKUTA)

Author:桑原裕子(KAKUTA)
愛を乞う人、乞わぬ人。
とりあえず、デエトに出かけなさい。

◎バラ吐露外伝によるデエトの心得◎
その1:デエトは素敵男子に限るべし
その2:デエトは割り勘にすべし
その3:デエトの日時指定は任せるべし
その4:デエトの場所設定も任せるべし
その5:デエトは本気で舞い上がるべし

少々の開き直りと 大いなる勘違い
消せないブス根性と 果てなき乙女心
そしてラブ……
デートに要するパーツは揃った
欲深き女のデートリポーツ
バラコ胸中吐露部屋外伝!


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↑デートをお願いする人 

世の中は不公平である。
そう書き出して、本当にそうか?と問うてみる。
私は劇団の女主宰とか、女の書き手と言うことで得したな、と思ったことはほとんどない。むしろ、何かにつけ「女なのに」とか「女だから」とか「女だてらに」(これはいいか)などとついて回るので、少々やりづらいこともあったりした。
美女主宰、とか言われれば一つの売りにもなるのだが、美人でもない女主宰というのは何だかすごく「味が微妙」な気がする。
というわけで、KAKUTAHPの胸中吐露辞典における外伝と題して始めるこのブログは、これまで劇団をやりながらも「女」というある種特権とも言えるべきモノをあまりうまく活用できずにやって来てしまった「微妙な味わい」が売りのわたくし桑原が、気になる男性俳優さんや作家さんたちにデートしてくださいとお願いし、基本的には割り勘で遊んで頂き、その様子を克明にレポートするという企画である。
捨て身な感じの企画だネ☆
そう言われちゃそれまでである。

普段はなんのけなしに付き合っているが、よくよく見るとなかなかに素敵男子だなと言う人は、周りに結構いるもんだ。小劇場とていわば芸能活動なんだから、男前が身近に多いのは、当たり前といえば当たり前かも知れない。
この人はどんなデートをするのかしら?そんな興味が単純にわくが、沸いたからとてその実情を知る機会はほとんどない。
あえて秘密のまま想像力をかき立てられるのもまた一興ではあるが、擬似デートを決行しその様子を探るのも面白そうだ。
つまりは私の個人的な興味から発動している企画であるが、是非ともこちらを読まれる皆さんにはこの私を分身ちゃんくらいに思ってさもご自身が体験しておるかのように読んで頂きたい。

つまりこのブログは、ときめきを永遠に持ち続けましょうよと呼び掛ける乙女たちへ向けたエールであり、モテなかった学生時代をゴリ押しでリベンジする過去の己へのエールであり、デエトなぞとという何やら素敵なものを通して
世の中ってわりに、いいぜ。
そんなことをお伝えしていく、非常に真面目で誠実な企画だと言えよう。

…などと、長々書いてみたが、とにかく一回目もまだやってないんで、どれだけ続くかわかりませんが。
どうぞよろしくお願いします、ええ。
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テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

栄えある吐露外伝第一回目がやってきた!
申し込むデエト相手は誰がいいだろうか。
最初だし、仲良しのかたが良いだろう(じゃなきゃ断られかねない)。
しかしできることなら、一緒に遊んだことはまだ一度もなく、「二人きりであったら何話すんだろ?」とやや緊張の走る相手が良い。
更に、女のコといかにして遊ぶのかあまり想像のつきにくい、未知なるものをかきたてられる男性にこそ、申し込むべきではなかろうか。
というわけで、先日私はある方にメールを送った。

「デエトお願いします。」

ついに、このブログの始まりである…!
コーナーのルールは画面左にあるとおり。場所も時間もお相手に合わせ、こちらは何時でもどこにでもついていきますというスタイル。なにもかも男に任せっきりの女は日常ならばうざったいが、このコーナーで自己主張は控えよう。
デエト相手のお気に入りスポットならば、どこでもいい。これが条件。
ということは、わびしい居酒屋で一杯やって終わることもあれば、ゲーセンで1000円分遊んでお疲れさん、ということもあり、下手すれば下北沢の「ぶーふーうー」で夜通しまずめのアイスコーヒー片手にグダグダするなんてことになっても、全て相手の好み次第。文句は言えないのだ。
まだまだちっぽけなブログである。適当なところで茶を濁されてもしかたあるまい。
…と、そんな覚悟で待っていたところ、デエト前日、ついにお相手から待ち合わせ場所を記したメールが届いた。企画とはいえ、にわかにデエト気分は盛り上がる。
さて、お相手の待ち合わせ指定は?
「午後一時。東京駅、京葉線のホームで。」
こ、これは……まっとう!!!
初回からして大変まっとうな時間設定である。
しかも、東京駅の、京葉線んんん!!?
京葉線が走っている場所っていったらアレだ、カップルといえば誰もが通過儀礼のように行くであろう、かの日本一有名なデエトスポットがあるではないか。
い、いきなりハイレベルなスタートである。
しかも今回のお相手は、およそ「デエト」などというロマンチックな愉しみごとなど興味のなさそうな、デエトよりも喧嘩にトキメキます的な、学生時代がいかにして人体を破壊するか研究してきました風な、なんなら庭石を割るようにしゃれこうべをたたき割ってきたよ俺はというていの、アナーキストで武闘派な野郎なのである。
深夜に呼び出されてスパーリングに行く羽目になったり、デエトついでに競馬でひと儲けしましょうかなどという話になるかもなと予測していたのだが、意外にも、紳士的な設定だ。
お相手からのメールには、
「色々考えたんだけど(笑えるやつとか)すげえリアルで恥ずかしいくらいの普通のデートにしてやる」と書いてあった。

「してやる」!!!

なんだかドキュンと来るではないか。
急にこちらも緊張してきて、ど、どうしよう、スカートで行こうかしらジーンズで行こうかしらと、なかば本気で迷うしまつ。
この企画、しゃれこうべをたたき割る男による予想外のデートプランで、初回からハイテンションで始められそうな気がしてきた。
いいぞ。いいぞ……!!

◆◆◆

4月某日。デエト第一回、開始。
自分なりにおめかしをしてみた。
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ま、まあ、限界がありますけどね。

東京駅に到着。相変わらず人が多い。
待ち合わせ時間までに京葉線に辿り着かなくてはならないのだが、この京葉線までの道のり、相変わらずほんと、遠いのな!


ヒイコラしながら、何とか京葉線まで到着した。周りにはカップルがチラホラ…。
こやつらが行くところはわかっている。あの夢の国だ。
私はというと、まだ行き先を明かされていない。
「京葉線の乗り場というか、広場みたいな所で待ち合わせしましょうか」
とメールが入る。
乗り場というか、広場みたいな、場所……?
どこよ?
目的地へ向かい、京葉線へ続く「動く歩道(エスカレーター)」をズイズイと一人で歩くうち、もし相手が来なかったらどうしようと、不安がよぎった。
めんどくさくなってドタキャンとか…あり得る。たかがKAKUTAのブログだろ?みたいなさ。
京葉線の「動く歩道」は長い。歩くほどに不安はかき立てられ、8割ネガティブな思考に支配されかけたところでようやく乗り場が見えた。
ビクビクドキドキしながら当たりを見渡す……と。





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いた!!!

◎本日のお相手 ドリル(櫻井智也) 様20070424002126.jpg

【プロフィール】MCR主宰。ソリッドに笑いを紡ぐ当劇団のアナーキーで武闘派なリーダーでありながら、脚本・演出を手掛け、自身も俳優として活躍。
ヤクザな色気と切れ味鋭い鉈のごとき喋りの冴える素敵男子だ。
【桑原との間柄】bird’s-eye view、ブラジルで計3回共演。ブラジル『恋人たち』では崩壊寸前の夫婦役としてぶったりぶたれたり罵ったり罵られたりの愛憎関係を展開。
出会って4年目にして、恋の予感(と書いてみる)。


ドリル 「何、いきなり撮ンの?」
はい、すいません。

怪訝な顔をされながら早速不躾にも集合時のお顔を激写。
昼間からの集合、若干眠そうではありますが相変わらずコヨーテのような鋭い目つきをたたえた男前でございます。
どうぞココカラはわたくし桑原の分身ちゃんの目線で、ドリル氏との擬似デートをお楽しみ下さいね。

というわけで、無事ドタキャンされずに向かった先はもちろん京葉線舞浜方面。
もしかして私たち、本当にあのネズミ舞う夢の国に行っちゃうのかしら…?

ドリル 「まあ、葛西臨海公園に行くんだけどね。」
あ、さいですか。

いえいえ、ガッカリするどころか、正直なところホッとしました。やはり初回から夢の国というのは、何というかこう、「やりすぎ感」がありますもんね。
葛西臨海公園、良いじゃないッスか!!!



葛西臨海公園はドリル氏がかつて様々なガールフレンドたちと連れ立ちデエトした思い出の場所だそう。
え、でも同じ場所に別の女のコと何度も行くのってちょっと微妙じゃない?
私が率直な意見を述べると、合理性を重んじるお答えが帰ってきた。

ドリル 「この歳になると新しい所行って右往左往みたいなのがイヤなんだよ。例えば新しい場所だと、ここで何時間つぶせんのかなーとかわかんないでしょ。知らない土地とか俺、怖くなっちゃうから
……。
まあ私もどちらかといえば、知らない土地に行くと地理感覚が掴めぬまま狭い範囲をグルグルまわって疲れて終わり、みたいなことによくなるんで、わからなくもないですがね。

ドリル 「それに別に同じ所行ったって行く人が違うんだから、その都度、違う見え方になるでしょ。」
……。
そう言われると、そこそこ納得してしまいます。
そうね、私たちにとっては初デート。気にすることなんて、ない、ない!

ドリル 「見えるんだよ…水族館のあちこちに昔の俺の幻影がさ。」
ああ、うん…。

ドリル 「んで、その横に昔の女がさ。」
やだよそれ。
っていうかこの電車、葛西臨海公園駅通過しちゃいましたけど。

ドリル 「あ、ウン、通過儀式だから。」
なんのこっちゃ。

というわけでうっかり快速に乗ってしまった私たちは葛西を通り過ぎ舞浜へ到着。ウキウキと夢の国へ向かっていくカップルたちを横目に、引き返す各駅停車を待ちながら、ドリル氏に葛西臨海公園の魅力について聞きました。

ドリル 「水族館の周りとかね、ほんと別に何もないの。
ああ。そう言うところを二人でブラブラするのとかって楽しいですよね。

ドリル 「いや女のコってそう言うけど、実際そんな面白くないよ。」
もっと良いこと言ってくださいよ。
そうだなあ。あ、そうだ、あそこには確か大きい観覧車もありますよね!!

ドリル 「一度も乗ったことねえな。
お乗りなさいよ。

水族館というのは、静かでムードがあり、ネズミ踊るあの夢の国ほどではないにしろ、人気上位のデートスポットである。
動物園とどちらが良いか好みが分かれるところではあるが、ドリル氏に言わせるならば…。

ドリル 「動物園とかいいんだけどさー、どうしても狭いとこ閉じこめられてるなっていう感じがしちゃうじゃん。シロクマが氷を模したコンクリートに寝かされてるねっていう感じの。水族館はその点、まだ開放感があるって言うか、気楽な気持ちで魚うまそうだねみたいな会話も出来ちゃうでしょ。」
なるほど、なるほど。
破壊男ドリル氏のイメージからは意外な、ヒューマニストなご意見です。
魚うまそうだねは別にしても



うまそう…?

ドリル 「それに動物園はひとつひとつちゃんと見なきゃって感じがあるけど、水族館だと別に関係ない話しながら歩いてて、途中で魚見たりしてもいいわけでしょ。背景的な?BGみたいな感覚で。」
だって女は水族館が好きだとよく言うけど、実際魚自体が好きなわけじゃないでしょ、と続けるドリル氏。ようはあの水族館のムードが好きなんだろう、と。

ドリル 「だって別にうちに帰って“またあの魚に会いたい”とか思わないでしょ?そんなの思うの、さかなくん(@吉本工業)くらいでしょ。」
さかなくんも思うかどうかは。
でもまあたしかに、魚も含め、あの薄暗さとか、神秘的な青の世界が広がる水族館の独特な雰囲気に惹かれるのでしょうね。
暗さに紛れてイチャイチャできそうだし。と、ヨコシマなことを思ったり。
そんなことを語らいつつ、ドリル氏の恋愛遍歴に話が及び始めたところでいよいよ葛西に到着です。

お!!


観覧車ありますね!大きい!!ドリル氏も、曇り空のした少々無理矢理感のある笑顔で大観覧車を扇ぎます。

ドリル  「コレできたときは一応、日本一大きい観覧車ってふれこみだったみたいなんだけど、出来てすぐ更に大きいのができちゃったらしいんだよね。」
何か切ないッスね…。
と、ともあれ、アレに乗りましょうよ!!そうだなあ、本日のデートのクライマックスってことでどうかしら。水族館に観覧車。これはかなり、スタンダードデートな感じ!



ドリル 「ちょっとまず、コーヒー飲まない」
あ、はい。

コーヒーとココアで先に一休み。先ほどまで話していたドリル氏の恋愛観に話が戻りました。
なにやら、先ほどから話を聞いていると少々めんどくさがり、合理主義の印象があるドリル氏ですが、デートするならどんな女性がいいですか?

ドリル 「まあ俺もあまり自分でこうしたいああしたいって言う方じゃないんで、できればしたいこととか食べたいものとか自分から言ってくれる女の人がいいね。『何食べたい?』『かつどーん!』って2秒くらいで答えるみたいな。」
そんな子いいか?
午後から晴れるとの天気予報にもかかわらず、一向に太陽が現れない空をバックに、それからもドリル氏による驚愕の恋愛話は繰り広げられました。



ドリル 「え、ちょっとこれ全部載せないでしょ?」
載せたくとも載せられないッスワ…。

◇◆◇


ドリル氏からひとしきり軽くひとでなしな感じの恋愛論を賜り、いよいよ葛西臨海公園へ突入です。

すいませーん、写真撮ってください♪
パシャリ!


入り口の前で、近くにいたお客さんに頼んでラブラブショット。(やらせ)

強引に盛り上がる私に対し、明らかにのりきれてないドリルさん。
両手持てあまして前でくんじゃってるし、目つぶっちゃってるしで、どうにもこうにもお寺の坊さんのような無常観ただよう残念ショット。
ついでに私のファッションも微妙ダネ☆

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